1. 所定の実務研修では、機構の指定する施設において2日間、本人の所属する施設において8日以上の研修をおこない、規定のレポートを本機構に提出する。とありますが、どのような内容の研修ですか?

機構が実地研修施設を全国に用意いたします。救急撮影技師認定の大切なところは、認定を受けてから自分たちが日常業務を通じて自己研鑽し、臨床経験を共有し、今後の診療に生かす取り組みを認定者が所属する施設で定着させることにあります。その日常業務のあり方を研修し、学んでいただきます。具体的な施設は、現在検討中です。

2.本人の所属施設で8日以上研修をおこない、とありますが、どのような研修を行えばいいですか?また、その証明はいりますか?

所定の実習レポートを記述していただきます。その書式に沿った報告をしていただきます。

3.規定のレポートが不受理となった場合、再申請できますか?

研修などは原則として試験合格後1年以内に終了することを考えています。レポートが不受理となった場合は、査読者から修正点など指摘して再提出を待ちます。研修期間は試験合格後1年ですが、レポートの提出期限の設定はあまり必要ないかと考えています。

4.「所定の実務研修は勤務時間外とし」とありますが、どういう意味ですか?

ご自身の救急診療時間を研修期間として算定しないということです。業務から外れて、患者の診療内容や画像診断の内容、画像所見、看護内容、フィジカルアセスメントなどをレポートとして提出していただきます。

5.現勤務施設では救急業務を行っていないため、認定試験に合格後、本人勤務施設における研修:8日以上終了後、規定のレポートを提出するとありますが、本人勤務施設における研修に問題はありませんか?

「本人勤務施設における研修:8日以上」につきましては、現在救急診療をおこなっておられるであろうという仮定によりこのように記述しております。拡大して解釈すると「機構指定の施設における実地研修:2日間、本人勤務施設もしくは本人が研修可能とする救急医療施設における研修:8日以上」と考えていただいて結構です。