救急撮影技師認定試験 筆記試験合格後の実地研修につきまして |
第14回 救急撮影技師認定試験 筆記試験合格者皆様の実地研修につきまして,2022年度までは新型コロナウィルス感染症(COVID-19)拡大の影響により特例として自施設での実地研修のみで研修(10日間)とさせて頂いておりましたが,COVID-19の感染も5類相当へ移行となり,2023年度から従来通り自施設での実地研修8日間並びに当機構が指定しております研修施設での2日間の研修を行なって頂いております.今年度(2024年)も従来通りの実地研修と致します.しかし,COVID-19が無くなったわけでもなく他の感染症も危惧され当機構が指定する実地研修施設の中には今年度も研修受け入れが困難な施設も存在する可能性があります.その場合は機構の地域実地研修担当委員が第14回 救急撮影技師認定試験筆記試合格者の方とやり取りしながら,出来るだけ希望に沿うよう研修施設をご推薦させて頂きますが,該当する施設がない場合には自施設での実地研修のみで研修(10日間)とさせて頂きますことをご了承下さい.研修の期限は課題レポートと同じ2025年3月末になります.国内の感染状況や研修施設の状況を踏まえご理解のほど宜しくお願い致します.お困りの際には「実地研修に関する問い合わせ」から連絡頂きますようお願い致します. 筆記試験合格者の皆様には大変ご不便をお掛け致しますが、何卒お願い申し上げます. |
実地研修の目標(ご自身の施設および各研修施設において可能な範囲で実施してください) |
1)当直業務の引き継ぎ時に症例報告を体験し,それを日常業務とする. 2)症例検討会,カンファレンスに出席し多職種による連携した診療とふりかえりを体験する 3)患者の安全な取り扱いに関する技術を習得する. 4)感染予防に関する技術を,初療時および病室撮影において習得する. 5)救急搬入時の事前準備に立ち会い,各種情報取得の実際を体験する. 6)救急搬送患者の診療と画像情報の関わりを論理的に理解する. ・実地研修報告書(レポート作成用指定様式) ・実地研修報告書記入例 |
自身の勤務する施設もしくは希望する施設における研修目標 |
1)前記6項目の実行と問題点の検討をおこなう. 2)外傷患者に関する診療情報の取得とその理解,primary surveyの結果,secondary surveyの結果,看護記録,検査データ,処置記録,手術記録,初診時画像所見 3)内因性疾患患者に関する診療情報の取得とその理解,搬入時バイタルサイン,理学的所見,検査データ,処置記録,看護記録,初診時画像所見 注1)外傷患者,内因性患者あわせて10症例,比率は問いません.研修時間中に患者の搬入が無かった場合には入院患者の搬入初期の診療情報を用いて記述してください. 注2)自身の勤務する施設における研修は,原則として勤務時間外となっておりますが,所属長の許可がある場合には,勤務時間内であってもかまいません. |
課題レポート |
課題レポートは各項目につき文字数:1000字以上 2000字以内 1) 災害医療における診療放射線技師の役割 2) 救急医療における超音波検査の役割 3) 救急医療における放射線被ばくについて 4) 救急医療チームにおける診療放射線技師の役割について 5) AIを活用した救急撮影の自動化の実用性と問題点について |
実地研修課題レポート提出先(郵送) |
日本救急撮影技師認定機構事務局 〒598-8577 大阪府泉佐野市りんくう往来北2-23 地方独立行政法人りんくう総合医療センター 放射線技術科内 日本救急撮影技師認定機構 事務局宛 072-469-3111(代) 提出物:実地研修レポート,課題レポート(5部),診療放射線技師免許(写し) 救急撮影技師認定申請書 → WORD PDF |
今後の手続きにつきまして |
合格者の皆様には,所定のレポートを作成後,救急撮影技師認定申請書と診療放射線技師免許の写しをまとめて提出していただき救急撮影技師の認定に至ります.以下に示します項目につきまして,ご自身で可能なものから順次実施してくださいますようお願いいたします. 1) 課題レポート(5項目)の作成 2) 自身の施設における実地研修の実施 筆記試験の合格通知にあわせてご自身の施設長への実地研修許可申請を同封いたします.各施設の実状にあわせて必要な場合には提出し,ご利用ください.宛先は施設長様としております. 3) 認定申請書,レポートなどを機構に送り認定された場合には,認定料の振込案内があります.1万円を指定の口座にお振り込みください. |
実地研修に関するお問い合わせ先 |
お問い合わせ先メールアドレス jert_train_admin[at]umin.ac.jp ※ [at] を@に変換してください |
指定実地研修施設一覧 |
指定実地研修施設一覧はこちらです(2023年4月2日 更新) |
実地研修担当者
北海道 | 小倉 圭史 | 札幌医科大学附属病院 |
東北 | 高橋 大樹 | 国立病院機構 盛岡医療センター |
北関東 | 田中 善啓 | 国立病院機構 水戸医療センター |
南関東 | 稲垣 直之 | 済生会横浜市東部病院 |
南関東 | 佐藤 秀二 | 順天堂大学医学部附属順天堂医院 |
中部 | 大保 勇 | 日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院 |
近畿 | 辻井 賢一 | 兵庫県災害医療センター |
近畿 | 中 智章 | 大阪急性期・総合医療センター |
中四国 | 三村 尚輝 | 福山市民病院 |
九州 | 下之坊 俊明 | 熊本大学病院 |